2021/05/08 01:57
健康的な女性でも、月一度の頻度で体調がすぐれない時期があるかと思います。それは、女性が子供を産むために必要な”生理”が月に一度のサイクルで訪れる時期のこと。
大切な体の仕組みであることはわかっていますが、痛みやホルモンバランスの乱れによる PMS
(月経前症候群)を毎月経験しなければいけないのは本当に大変ですよね。
生理中の痛みは鎮痛薬を飲めば軽減できます。しかし PMS の症状は鎮痛剤では治りません。
そんな辛い PMS と毎月向き合っている女性におすすめしたいのが、普段の生活に CBD オイルを取り入れること。
日常的に CBD を摂取することによって、毎月来る PMS 症状の軽減が期待できると言われているのです。
どのようにして CBD が PMS の症状に作用するのか、詳しくご紹介していきます。
PMS の症状
PMS とは一般的に生理開始の3〜7日前から始まる、心と身体の不調のことを指します。PMS
の症状は人により様々で、その数は約200種類ほどもあると言われています。
【身体的症状】
• 乳房のはり
• 痛み
• のぼせ
• 肌荒れ
• ニキビ
• むくみ
• 体重増加
• 腰痛
• 下腹部のはり
• 頭痛
• 眠気/不眠
• 疲れ
• だるさ
【精神的症状】
• イライラする
• 集中できない
• 泣きたくなる
• 身近な人に八つ当たりしてしまう
• ボーッとする
• 落ち着かない
• 怒りっぽい
• 憂鬱な気分
• 情緒不安定になる
代表的なものだけでもこれだけの症状が挙げられます。
同じ女性でも個人差があり、全く PMS に影響を受けない方もいれば、上記の症状全てが出る方もいます。
CBD の効能
CBD には、人体に対して様々な効能があると言われています。
ここでは PMS の症状改善が期待できる作用をご紹介いたします。
痛みの緩和
2008 年に Dovepress に寄稿されたイーサン B ルッソによる研究によると、CBD には鎮痛作用が期待出来ると発表されました。
研究によれば CBD は、痛みの伝達経路における信号の伝達を抑制することで、痛みを調整するという効能を持ちます。
したがって CBD には PMS 時期の腹部の鈍痛や、頭痛・偏頭痛といった痛みを緩和する効果があると言われています。
生理中の肌荒れ改善
CBD には女性に嬉しい肌への効果も。
JCI が 2014 年に発表した研究によると、CBD は抗酸化・抗炎症作用を持ちますので、炎症によるニキビや肌荒れ防止に役立つことがわかりました。
肌トラブルには、ニキビや肌荒れしている箇所に直接 CBD 製品を塗るとより効果的です。
精神的/身体的な機能のバランスを保つ
私たちの体には、ECS(Endocannabinoid System)という身体調節機能が備わっています。ECS は食欲・睡眠・感情・動作・認知・免疫などといった、人間の基本的な生態系機能のバランスを正常に保つ役割を持ちます。
生理中の感情や食欲、睡眠などはホルモンによってとても影響を受けやすくなっています。CBD は、生理中にバランスが乱れやすいこういった基本的な生態系機能の働きを、正常に戻す働きが期待できると言われています。
CBD は身体のバランスを整えてくれるものですので、その時の身体の調子によって CBD の効き方が変化します。
例えば、通常と比べて食欲不振な時には食欲増進効果が、食欲旺盛な時には食欲抑制効果があるとされています。また、CBD には不安を和らげるリラックス効果もあると言われ、イライラして敏感な精神を落ち着かせることができるとされています。
安全な CBD を選ぶ重要性
近年ではオンラインで手軽に外国の商品を購入することが可能になり、CBD オイルも輸入専門店や個人輸入で簡単に手に入れることができます。
入手が簡単になったことでアジア圏でも CBD が注目され、様々な CBD 商品がアジア市場にも出回っています。しかしそれらの CBD 商品の中には、安全ではない成分が検出されたり、原産地を公開していないなど、信頼性に欠ける商品も少なくありません。
CBD は表面的で局所的な効果ではなく、摂取することによって身体の内側から総合的に整えてくれるものです。身体の中に入れて使用するものだからこそ、含まれている成分や製造元は「安全」を重視して選びたいですよね。
購入する際は販売元の情報をしっかりと調べるようにしましょう。CBD の原料である大麻草の原産地や抽出・製造工場の明記がされているか、成分表や製造過程などを公開しているか等は必ず確認してください。
高品質な CBD プロダクトと共に、健やかな生活を送りましょう。